ブラジル人学校支援「多文化共生フォーラム2008」が開催されました
ブラジル人学校 (Escola Momotaro Okayama)
 「エスコーラ・モモタロウ・オカヤマ」支援
「多文化共生フォーラム2008」が開催されました

日時:2008年11月16日(日)13時〜16時
会場:総社市総合福祉センター

岡崎経営事務所もNPO法人設立認可実務の依頼を受けて以来、理事の一人として学校運営に関与しています。
 日系ブラジル人の子供たちは親と一緒に来日し、日本語での会話もできないまま日本の学校で学んでいます。家庭でも日本語を使わないので不登校・不就学の児童が多く、ブラジル人学校開校の意義は大きなものがあります。

ブラジル人学校支援「多文化共生フォーラム2008」開催!

日時:2008年11月16日(日)13時から16時
会場:総社市総合福祉センター
主催:特定非営利活動法人ももたろう海外友好協会
共催:特定非営利活動法人メンターネット
(岡山県人権啓発パートナーシップ推進事業補助金対象事業)
後援:総社市教育委員会

プログラム:
・エスコーラ・モモタロウ・オカヤマ紹介
・講演「日系ブラジル人社会と多文化共生」
    講師:ウラノ・エジソン・ヨシアキ(上智大学外国語学部ポルトガル語学科講師)
・ポルトガル語短編映画「困っている日本人のために」(30分)上映
・シンポジウム「地域における多文化共生」
  コーディネーター:山根智恵(山陽学園大学准教授)
  パネリスト:片岡聡一(総社市長)、
ウラノ・エジソン・ヨシアキ、
岡崎博之(特定非営利活動法人メンターネット理事長)
中桐規硯(くらしき作陽大学名誉教授)


         日系ブラジル人社会と多文化共生
        〜多文化共生フォーラム2008 in 総社〜

 NPO法人ももたろう海外友好協会主催の「多文化共生フォーラム2008」が11月16日(日)に岡山県総社市において開催され70名が参加しました。
これは今年4月にブラジル人学校「エスコーラ・モモタロウ・オカヤマ」が開校したことを記念し、岡山県人権啓発パートナーシップ推進事業の一環として催されたものです。

 フォーラムはNPO法人メンターネットの松田葉子事務局長の司会で、主催者を代表し枝松孝典理事長の開会あいさつから始まりました。
 基調講演は上智大学外国語学部ポルトガル語学科講師のウラノ・エジソン・ヨシアキ氏(日系3世)が「日系ブラジル人社会と多文化共生」というテーマで講演されました。
ウラノさんは、15年前から2年間、総社市内の企業に勤務され一度帰国した後、日本の大学に留学されました。その時、勤務していたのが今回ブラジル人学校に校舎としてビルを提供して支援している劾BKです。
 昨年12月に東京外国語大学で行われた「第1回 多文化協働実践研究・全国フォーラム」で再開したのが今回講演いただくことにつながったわけです。

 シンポジウム「地域における多文化共生」は、コーディネーターを山根智恵・山陽学園大学准教授、パネリストに片岡聡一・総社市長、岡崎博之・NPO法人メンターネット理事長、中桐規碩・くらしき作陽大学名誉教授とウラノ氏により行われました。

* 岡崎氏は日系ブラジル人が比較的少ない中四国・九州地区で初めての「ブラジル人学校」が日本人ブラジル移民100周年の今年、総社市に開校された背景を説明しました。日本在住のブラジル人が32万人となり定住化も進む中で、日本語とポルトガル語教科書で教育している「エスコーラ・モモタロウ・オカヤマ」の理念を行政の「多文化共生」施策との関連で発言しました。また、市役所に外国人市民が気軽に相談できる窓口をつくることなどを要望しました。

* 片岡市長は、総社市に「子供条例」をつくり、市内在住外国人を含めた「子育て王国・日本一」のまちづくりを目指すと宣言されました。現在、ポルトガル語の話せる職員がいないことも解決し、行政の審議会・委員会にも外国人委員を加えたいと言われました。

* 中桐氏は総社市からブラジルに移民した人の歴史を掘り起こし、ボランティアとしてブラジル人学校で教えてきた経験から、日本人の子供たちと一緒にサッカーチームをつくることなどを提案しました。

* ウラノ氏の補足発言では在住外国人労働者の社会保障(健保・年金)が問題提議されました。


*エスコーラ・モモタロウ・オカヤマ(Escola Momotaro Okayama)

 小学生を平日と週末に受け入れ、児童数は現在23人。
 ブラジルへの移民100周年の2008年4月に日系ブラジル人が関係する民間企業、保護者、教育関係者、NGO関係者などがNPO法人ももたろう海外友好協会設立し開校しました。
 岡山県内でブラジル人が最も多く暮らす総社市を拠点として、言葉や文化の壁によって日本の学校になじめないブラジル国籍の児童の受け皿となっています。
 学校はJR総社駅前のビルを賃借し、週6日制で授業料、会費、寄付金で運営しています。
 授業はブラジル人教師がブラジルの教育カリキュラムに基づいたポルトガル語での授業と、日本人のボランティアスタッフによる日本語での授業と併用しています。
 中四国、九州地方では初のブラジル人学校として、総社市、ブラジル政府認証非営利団体「教育・文化相互扶助協会」など両国の行政やNGO/NPOの支援をいただいています。


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