弊社では、リアルセミナーからオンライン勉強会(ウェビナー)に切り替えて経費削減効果を実感しています。リアルセミナーは決められた時間に決められた場所に行かなければならず、交通費だけでなく会場費や受付等スタッフの人件費もかかるため、受講者側が支払うコストの負担が大きいものでした。録画・録音も禁止されているセミナーも多く、復習するにも限界がありました。
現在受講しているウェビナーは基本的にライブセミナーを録画(アーカイブ)して残してくれるものを選び受講するので、改めて録画を見直すことで復習できますし、参加し損なった過去のセミナーも見ることができます。社内での情報共有の効果も非常に高いと感じています。
ライブセミナーであれば、事前に質問を受け付けてもらえたり、もちろんその場で分からないことがあれば質問をしたり、アンケートに答えたりといった双方向のコミュニケーションが取れる時間を設けていることが殆どです。リアルセミナーでは、質問者が注目を浴びてしまうといった(慣れない人にとって)抵抗感が薄れるのか、リアルセミナーより質問が出やすいという印象です。当然ですが密も気になりません。
何といっても、PCやスマホとネット環境があれば、場所に縛られずどこからでも参加できるというのが最大のメリットでしょうか。
これまではリアルセミナーが当たり前で、ライブ配信は「おまけ的」にやっていた感がありますが、コロナ禍によるリモート慣れもあり、すでにオンラインセミナーが主役の座を奪ってしまったのではないかと、そんな風に感じる今日この頃です。